20060328 よりよい世界

マクロビオティックのlectureをうけるようになってから
食生活にもちょっとずつ気をつけるようになったこのごろ。

わたしは何よりも食いしん坊だし、お肉もお魚も貝も
大好きでまだまだマクロビオティックには程遠い生活を
しているのだけれど、少し気をつけるだけでも違うかなあー
とのんびり構えてる (笑)

通い始めたお料理教室は、お肉もお魚も使うところだし
矛盾しているようだけど、食材はいいものを使ってあって
やっぱりどこか通じている。
お野菜だって、ハーブだってお肉だって、調味料だって
どれもとても美味しかった。。

つくばに行ったとき、車だったから地のもの野菜を売っている
(よく温泉センターとかの駐車場先の売店であるような)
ところで、いろいろと野菜を買ってきた。
紫芋や、長ネギ、菜の花、にんじん などなど。
どれも、作っている人の名前がばっちり明記してある。
今我が家の野菜カゴはいっぱい!

長ネギを料理するとき思ったのが、
ねぎの臭いの強いこと!
葱独特の臭いが強くて、甘い。
泥付きで売られてるのだけど、泥の匂いも、おばあちゃんちの
それと似ていた。

にんにくは臭いの成分に、栄養があると聞いたことがある
けれど野菜本来の臭いが強いほうが、そのものの持つ
エネルギーが高いってことかもしれないな。

マクロビオティックのlectureでも言っていたけれど
今は野菜本来が持つエネルギーも減っているのだとか。
そして、見た目のカサは多いのだけどお湯に通すと
ぺしゃんこ、というものも多いのだとか。

安さとか量とかに目を奪われがちだけど、
高くて少なくても栄養価の高い有機野菜を。季節の野菜を。
またそういう野菜は量が少なくても意外にも満足感が得られるのだとか。

マクロビオティックでは、食だけではなく環境や、ものの見方
考え方、未来につても考えさせられる。
私たちが口にしているものは、濃縮されて子供に伝わる。

先日日記に書いたはとこの「はるくん」4歳は
アレルギーもちで、食べ物の制限が実はすごい。
ハウスダストにもてきめん弱い。
最近の子は、アレルギー持ち多いし、体が弱いとは聞くけど
実感。新米ママはかなり頑張ってる様子。

これからの子供たち。
これからの地球。
わたしたちの周りでは、本当にこれで大丈夫?
ってことがいっぱい。

それには結局わたしたち一人一人が変わらないと。
行政が変わらないとって声も多いけれど、やっぱり
わたしたち ひとり ひとり だと思うのです。

たとえば、激安の農薬野菜よりも、ちょっと高い有機野菜
に一人一人が変えることで、有機野菜を頑張って作っている人
の励みになり、発展になるし、スーパーだって置くものの質を
変えると思うのです。
そうすれば有機野菜だって今よりも安くなるだろうし。

そんなことを考えさせられるこのごろです。
みんなでよりよい方向にいきたいものですね。



先日読み終わった角田光代さんの本。
「愛がなんだ」
感情描写がするどくて、主人公ほど壊れてないけど
でも分かる!その気持ち!とうなる作品。
作家さんてすごいなー。

眠る前のベットの読書もすきだけど、もっとすきなのは
明るすぎない太陽の光で読むこと。
昼間の電車とかイイ感じ。

熊本の二の丸公園で、ねそべって読書したい。
そんな春。
春の予定はちょっと多めで忙しいけど、この季節だから
ひょいひょいと波に乗れる気分!

桜の花びら
青い空