春は足早になってしまう。
天気がよくて、風がやわらかくなって
予定が次々に舞い込んでくる。
わたしのスケジュール帳もなんだか珍しく、書き込みが多い。
3月は本当に、頻繁に美味しいものを口に出来た月。
おうちご飯もいいけれど、人の作ったお料理教室のご飯や
外食もまたよい刺激。
3月前半は、ちょっと落ち込むようなことも重なって
しょんぼりしたこともあったけれど、春に向かう日ごとに
美味しいものを食べて、気持ちも明るくなって、不安もとれて
少しずつ、グラフが昇るような気分。
さて。
今週は銀座で会社の女子飲みを。
「御蔵」 銀座本店
銀座を少しぶらついて、京料理を堪能。
京の名料亭「菊乃井」の村田吉弘氏プロデュースのお店。
旬の野菜をふんだんに使ってあり、器やお盆もステキ。
格式ばった感じもなく、ラフでリーズナブル。
今回は夜のコースをいただきました。
食前酒/ あんず酒
先付/ 櫻粥
前菜/ うるいの胡麻和え、ぜんまいと嫁菜の白和え、
筍と独活の木の芽和え、一寸豆の甘煮、
水前寺菜と土筆の揚げ浸し
煮物椀/ 若竹の清汁仕立て 鯛焼き霜、筍、小蕪、たらの芽、木の芽
田楽/ 蓮麩、粟麩、黒胡麻麩、湯葉、ふきのとうを
柚子味噌、山椒味噌、辛子味噌で
煮いたん/ 筍と白魚、うすい豆の煮いたん 半熟玉子、木の芽
しめくくり/牛ヒレ肉の炙り焼き
御飯/豆乳のささめうどん
デザート
同じコースでも、煮いたんとしめくくり、デザートなどは豊富に選べる。
私の心をくすぐるのが、器の数々。大半が漆で、
目で見て楽しめるのが、うれしい。
桜粥は、かわいらしいピンク色のお米に桜の塩漬けが。
それを真っ赤な漆の椀に、お酒を添えて出される。
美味しい料理を堪能しつつ、会社の話などをして
きゃはははと笑いあい、あー私はいい人たちと
出会ったんだなーと感謝した。
年上のお姉さまラブ。
楽しい上に、精神的にも仕事的にもずっと上にいる人たちと
話すと、自然と自分のステージも引き上げられてる気がして
私は大人の女性の仲間入りをしたような気分に酔う(笑)
今度は、誰と一緒に行こうかな。
友人が出産を終えたら、出産おつかれさま会を
企画しようかな。大仕事を終えた彼女を労おう。
★
最近、朝か眠る前のどちらかに、手を合わせて
ぶつぶつと感謝の気持ちと、祈りごとをいろいろ唱える。
(傍から見るとすごく不気味!)
次女のさっちゃんの体調が最近ずっと思わしくないらしい。
三女のみみたろうとは、よく電話するけど、さっちゃんは
本当に家族に連絡を取らない子で、県外で一人バリバリと
仕事をしている。(性格もおてんばで気が強い!)
さっちゃんは、先日飲み屋で
「あなたは近いうちに病気で死ぬ」と、よく当たるといわれる
占い師にそう言われたらしく、「今のうちに検査を受けて
回避しなさい」と助言されたんだとか。。。。!
それを聞いたときは、心臓が止まるかと思うくらい私が
ショックを受けた。
そして、それを耳にしたお母さんがまた動揺していないかと
胸を痛めた。
その日以来、私はお祈りをしている。
神棚もなにもないけれど、天に向かって唱える。
江原さんの本を読んでから、唱えたり強く念じたりすることにも
意味があるように思えて、実行してるのだけど
思い描いた人から、ふと電話やメールがきたり、思わぬところで
「これが答えなのね」と確信する経験をしたり。
偶然と言ってしまえばそれまでだけど、それにしても。。。。
と思うことが多くなった。
信じる信じないは人それぞれだけど、
わたしは最近、そういう力をなんとなく信じてる。
さっちゃん。
はやく元気になってね。