20060222 annonお料理教室

昨日は、神宮前 annoncookのお料理教室へ。
講師は、鎌倉の「なると屋+典座」のご主人イチカワさん。

わたしはなると屋さんのお料理が大好き。
数回行っただけで、作り手のイチカワさんの顔もよく
知らなかったけれど、とにかく野菜が美味しくて手間と愛情が
すうっと口から入ってくる感じは忘れない。

お母さんのお料理を、もっとキレイにお店用にアレンジした
感じがした。
うわー。野菜っておいしい!
そう言わせてくれるお料理。

一番乗りでお店に行って、まん前の特等席に座って
どきどきわくわく。

16人くらいの生徒さんと、イチカワさんのレッスン。
夜のレッスンは、しずかで、ちょこちょこっと笑いが起きたりして
熱気で窓ガラスには水滴が。

和紙にきれいにプリントされたお品書き。

ゴマ豆腐
菜の花のお浸し
大根の煮物
玄米ごはん
デザート
焙じ茶

菜の花は、とにかく色がキレイでお料理をぱっと
明るくしてくれる。ちょっと硬めに茹でるのがポイント。
大根は、だし汁の味がよーく染みてて、匂いだけでとろけそうに
なっちゃうほど。
ゴマ豆腐は、滑らかで。

もうどれも感動的なお味。
一工夫、一手間で、味が変わるという事。
料理はやっぱり手間と愛情かもなぁ。
手を抜くところは抜いて、ポイントポイントだけ抑えればいいみたい。

味を感じるという事
薄い味
濃い味
なによりも、食べ物によって自分の体が作られているという事。
あたらめて食の大切さを学んだのでした。

最近、わたしの興味は、「食べ物」そしてそれを彩る「器」に
どんどん向かってく。
今年は意欲的に食の勉強をするつもり。

また別のお料理教室にも参加予定。
レクチャーもうけるんだもんね。

そうそう。
昨日のデザート。
胡麻味のプリンみたいなモノ(表現力に乏しい)で、それが甘すぎず
実に美味しかった!
食べた瞬間に、みんな「パッ!」と表情が変わるの。
「おいしい!なにこれ!」みたいに。

笑顔の花を一瞬で咲かせられる。
それもまた料理のすばらしさ かも。

デザートはannonさんのオリジナルでした。
作ってくれた人にも「美味しかったです!」とごあいさつ。
「うれしいです、ありがとうございます」
と彼女も笑顔。
すごく美味しいからメニューに加えて欲しい!とお願いしてみた。笑

料理っていいな。
あーこの感じ。いい。すごくいい。

そう感じた夜でした。



追伸メモ

①私と一緒にレッスンを受けた若い娘たち(24歳組)は
先生にも メロリンコでした。
若いっていいなー。笑

イチカワさんのエプロンが終始気になっていた私。
思い切ってお尋ねしたら、鎌倉のぼろい家のようなお店に
あるとのこと。笑
場所は分かったので、今度買いに行くべし!
白地に青いストライプ。
この手にめっぽう弱い。