20100615 六本木

先週のことになってしまったけれど。
土曜日。

かねてから行きたかった
国立新美術館ルーシー・リー展に。

彼女はイギリスの陶芸家。
1995年に93歳で亡くなっているけれど、90歳近くまで陶芸家として
活躍し、作品を作り続けた人。

彼女の器は、今の私達にも十分魅力的なデザインで、見るたびに
驚いてしまう。
黄色や青やピンクの色の美しさ。
模様の面白さ。

生き生きとした作品がたくさん並んでいて、とても楽しめた。
あー、私も陶芸やってみたいなあ!



六本木といえば、美味しいお店もたっくさん。
ランチも迷うほどいっぱい魅力的なお店が。

今回いったお店は
「レストラン RICO PEZ」

予約しないとランチでもありつけないようだったので、
予約してから出かける事にして正解だった。
予約でこの日もいっぱいで、予約なしの人はお断りされていたほど。

調理場をぐるりと囲むカウンターのみの席。
ランチでもコース料理のみで、1500円~とリーズナブルなのに、
前菜もとってもきれいな器にきちんと料理されたものが出てくる。
すべて美味しかった。
すべてどことなく爽やかな美味しさ。
メインのプレートはキャンバスに絵を描いたような美しさ。
思わず「わーきれい」と声に出た。

色とりどりの野菜に、トマト煮込みのオレンジ色がきれいで。
デザートも美味しかったー。
久々に贅沢な気分でランチ+美術館。

美術館があるところは、近くに美味しいお店も多いので、自然と
贅沢ランチ+美術館という組み合わせになるんだけれども、
この組み合わせはほんとに贅沢。
幸せな土曜日。



そして、今週金曜日。
金曜の夜は心躍る♪
旧友Mと六本木で待ち合わせ。
初六本木だというので、時間有り余る専業主婦のMに
国立新美術館やミッドタウンについてレクチャー。

今回選んだのは、オイスターバー。
六本木ヒルズのすぐ近くで、場所も分かりやすく、
店先には、氷の上に、たくさんの牡蠣、牡蠣、牡蠣!
早速冷えたワインで乾杯して、生牡蠣を頬張る。
あー美味しい!
夏の始まりにの夜に冷たい牡蠣。

幸せな夜だった。
旧友の数名が熊本に帰ったりして悲しかったけれど、また別の旧友が
上京してきたりして、なんだかんだで私は支えられている。

結婚して、仕事を持って、学生の頃みたいにいつもいつでも連絡が取れて
会えるわけではないけれど、でも、会いたいなあと思えば数日以内には
会える場所に、友人がいてくれることは、とってもありがたい。
友人の多くが結婚をして、熊本の友人も全国いろんな場所にいるようになった今、
この東京で、その何人かと一緒にご飯を食べたり、お酒を飲んだりできる事は
とっても貴重で、わたしの宝の時間。

大学の時からの友人のM。
もう10年以上の付き合いなんだなあ。
中国語の授業で、彼女がひょっこりと遅れてやってきて、私の隣に
「ここいいですか?」と座ったのが始まり。

学生の頃はお互い今とは全然違う人を好きで、
そして、私は、その人との未来があると信じていた。
彼女もそう思ってた。
でも、未来は全然そうじゃなく、2人がちっとも予想しない展開だった。

私が彼との未来を願っていた頃、今この家で共に暮らしている彼は、
京都に暮らしていた。
その頃はお互いの存在すら知らなかったのに。
そして、旧友Mの夫は、私の夫の親友。
あの頃は4人とも、まさかこんな未来があるとは思っても見なかった。
人生は不思議な見えない糸で繋がっているなあ。
そう思った夜。

お互いの夫によろしくね。と
言いあって六本木駅でばいばいと手を振った。



翌日、日曜日はSATC2の映画をくすちゃんと!
前売券をもらっていたせいで、映画館の予約が出来ずに
午前中出発。笑
(前売券ってもはや不便?)

あー楽しかった。
でもちょっと残念。
なんか勝手に自分も4人の仲間だった気がして、4人がそれぞれを
振り返るシーンではじーんとしたり。
10年をめぐるドラマはやっぱり歴史があるなあ。
やっぱり面白い。

家にずらりとあるDVDまた見直そうっと。
SATCの何が好きかってへこたれても、何があっても
必ず前向きに立ち向かう所。

よし!わたしも明日がんばろう!